朝日町和合平りんご園 くだもの中屋

あっ、うまい!っていう感動をお届けするのが、私たち家族の喜びです。

TEL.0237-67-7709

〒990-1411 山形県西村山郡朝日町和合358-2

りんご園の一年
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~りんご園の一年~

剪定:1月~4月

剪定は出来秋を決めてしまうほど大切な作業です。たっぷり時間をかけて、樹一本一本に夢を描いていきます。一番ロマンを掻き立てられ、それでいて一番悩むのが剪定作業です。
1mもの雪の上で始まった作業ですが、4月ともなるとどんどん日は伸びて雪解けに急かされる毎日がやって来ます。この時期になると、朝早くからあちこちでのろしが上がります。足元を取られないように早朝の堅雪の時間帯をねらって剪定枝を燃やすのです。


施肥:4月頃

基本的にあまりしたくありません。
人だって苦労を乗り越えて日々努力してる人は一味違いますよね。
樹だって少ない養分を探してたくましく根を張るほうがいいと思うんです。
いじけてしまう危険もありますから、観察は必要ですけど。
主に、卵殻カルシウム、微量要素、魚粕系有機などを隔年で少々使用しています。


接木:4月頃

有望な品種が出ると接木をします。
苗木からは10年以上かかるところを、5年ほどで十分な生産量を見込めるのが魅力です。。
急ぐ場合には20箇所も接ぐこともあります。
でも、樹形を大きく壊してしまったり、弱らせてしまったり、抱えるリスクも小さくありません。

防除:4月~9月 

この頃から月2回程度のペースで農薬散布が始まります。
年間10~12回の散布です。
過去のデータに反省を加え常によく園地を観察することが、
大きなコストダウンにつながります。  


新梢摘み:4月末(蕾期~開花時)~

絶対にりんごを成らせたくない部分の花を出来るだけ早くに摘んでしまいます。
なぜか?
花を咲かせる養分をはやく新梢の伸びに向ける。
実を付けた重さで枝が下がるのを防ぐ。
枝の最先端に負荷をかけないことで、途中の枝々に養分を配ってくる強さを持たせることが
出来るのです。これは早くしないと、狂った勢力の流れができてしまってからでは手遅れになるのです。


受粉:5月のゴールデンウィーク辺り(開花時)

青草のにおい、とりまく空気が一気に膨らんだような陽炎立つ風景、
咲き誇るりんご花の香りに歓喜するミツバチたちの乱舞、私の一番好きな季節です。
花が咲くと、私たちもミツバチに負けないで受粉作業に精を出します。
花が散るまでの、ほんの数日だけの欠かせない仕事です。

リンゴはひとつの花芽から数個の花が咲きます。中でも5個の花が咲くのが一番いい花です。
その真ん中で咲く花を中心花といい、まわりを4個の側花という花が囲んでいます。
中心花はあらゆる意味で側花より優秀なので、出来るだけ中心花を受精させます。
ひとつの中心花には、10個のめしべがあるので、リンゴの芯の部分の5つの部屋に2個づつ
種が入れば完璧です。それはそれは根気のいる作業です!


摘花、摘果:~(開花時)8月

実を付ける努力をしたのも束の間、花が終わればすぐさま今度は実を落とすことに奮闘します。
りんごはじつにたくさんの花を咲かせるので、不要なりんごを付けていることは大きな負担に繋がるからです。
まず、不要な側花を落として一果づつにするのを一輪摘花(果)といいます。
その後、さびや変形、傷や大きさで選抜を繰り返して、最後に着果量をみながら仕上げ摘果し、何段階にも分けて数を減らしていきます。
※上の写真が摘果前の写真です。

※これが摘果後の写真です。


草刈り:年3回目安

6月頃になると、春草が穂を付けたものが多くなって、よく見ると株元には夏草が芽ごんで
きています。ここまで我慢すると、緑肥としてもいいし、根張りが土を膨軟にもしてくれます。
そろそろ暇を見つけて始めましょうか。

葉摘み、玉返し:8月~10月

早生種つがるから、随時タイミングを見計らって、葉摘み、玉返しといった着色管理をします。
りんごに日光がよく当たるように影を作る葉っぱを摘んでやるのが葉摘み、その後、陽光面の裏側にも光が当たるようにくるっと回してやるのが玉返しです。
これらの作業は、日焼けをおこして売り物にならなくしてしまう大きなリスクを伴う作業です。
いつも明日の天気が気になったり、りんごの角度を心配します。

最近、葉とらずりんごが注目されてますが、誤解してならないことがひとつあります。
葉取らずしないと未消化栄養が残るようではすでに施肥や剪定に問題があるのです。
逆に言えばうまいリンゴを狙って作ってる場合には、少々の葉を取ろうが取るまいが味
に影響することはないのです。

収穫:8月~12月

8月・・・早生品種のりんごや本格的なモモの収穫期
9月・・・モモの晩生品種の収穫が始まってくる
10月・・りんごの中生品種、ラ・フランスの収穫
11月・・・紅玉、パイナップルりんご、ふじの収穫


ふじの発送:12月

ふじの 収穫後は、作業場に缶詰状態!!
発送作業と、庭先販売におおわらわ。一年のうちで一番忙しい時期です。

元旦には、感謝を込めてリンゴ園に酒を振舞います。
ようやく、支柱かけをしながら畑の見回りが出来る様になりました。

月山を背に雪を冠したりんご樹たちがひっそり佇んでいます。



  
~くだもの中屋の歩み~
昭和21年      和合平開拓始まる

昭和37年      千代太生まれる

昭和45年      初めて売上げ100万円を超える。

昭和46年      ふじ接木始まる

昭和55年      千代太就農

昭和60年      父と母が結婚

昭和63年      天皇崩御               市場暴落で売上げ半減

平成 1年      無人直売所始める           朝日町農協りんご組合を脱退

平成 5年      くだもの中屋直売所オーフ°ン

平成11年      180aリンゴ園購入 計430a

平成14年      無登録農薬問題の影響深刻

平成19年      自宅新築

平成22年      健(三男)が県立農業大学校入学 

平成24年      健就農



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